【書道部門】県内企画展作品錬成会②〈高松②ブロック〉
2024.2.11 県内企画展倣書作品錬成会(2回目)〈高松②ブロック〉を開催(於:高松南高校)
今回の参加校も前回同様、高松第一高校、高松東高校、高松南高校、高松中央高校の4校で、前回に引き続き「灌頂記」の倣書作品の制作に取り組みました。
初めに、作品のもとになっている「灌頂記」の書風について改めて見直すため、生徒たちは教員から解説を受けました。
その後、生徒全員で「灌頂記」の大字の中から特徴的な箇所を臨書することから始めました。
臨書した作品を貼り、全員で空海の書の特徴を再認識した後、倣書作品の制作に入りました。
臨書で確認した用筆を活かせるよう、転折や右払いなどを特に意識し、全体に丸みを帯びた重厚な線で書くようにしていきました。
最後に批評会を行い、前回に比べて空海らしい力強さが出せてきていることを確認しました。
現在は、臨書で学んだ技法を活かし、空海の書の魅力が伝わる作品になるよう、各校で清書を進めています。また、「忽披帖」の臨書作品の制作にも取り組んでいるところです。