【書道部門】県内企画展作品錬成会②〈西讃ブロック〉
2024.2.3 県内企画展作品錬成会(2回目)〈西讃ブロック〉を開催(於:観音寺総合高校)
今回の参加校は多度津高校、善通寺第一高校、琴平高校、笠田高校、観音寺第一高校、観音寺総合高校の6校で、前回に引き続き「灌頂記」の倣書作品と「益田池碑銘」の臨書作品の制作にも取り組みました。
初めに、前回の錬成会以降各校で書き進めてきた作品を確認し、文字の大小や太細、紙面への収め方などをどのようにまとめていくか相談しました。
その後、生徒たちは黒板に貼った他校の作品や、教室のモニターに映した他ブロックの作品の画像も参考にしながら制作を行いました。
倣書については生徒自ら他校の教員にも積極的に助言を求めながら、改善点をすぐに実践し、さらに批評を受けてよりよい作品を目指しました。
臨書については他校の生徒の筆使いや使用している用具を互いに見るなどしながら黙々と筆を進めていました。
最後に倣書作品を黒板に貼り、生徒と教員で現時点での仕上がりを確認しました。前回よりも文字の大きさや太さが揃い、統一感が増してより良い作品に仕上がってきていることを共有しました。
また、臨書作品についても各自が担当した箇所を実際の順で並べて確認しました。
左の画像のように、部分によって大きく書きぶりが異なる作品ではあるものの、最終的に共同作品となるため、生徒は他校の作品も鑑賞することで互いの良さや自身が改善すべき点を確認できていました。
最後に、各校での練習にあたってどのように作品を仕上げていけばよいか話し合い、目指す方向性を確認しました。
現在は、他ブロックの作品と擦り合わせを行い、各校でより質の高い作品になるよう制作を進め、清書作品が完成しています。
完成した作品は来年7月のかがわ総文祭2025の会場でぜひご覧ください。