第49回全国高等学校総合文化祭について
全国高等学校総合文化祭は、昭和52年から各都道府県が持ち回りで開催する全国の高校生による国内最大規模の芸術文化活動の祭典です。令和7年(2025年)の「かがわ総文祭2025」は、平成3年度の第15回大会以来、34年ぶり2回目となる香川県での開催です。総合開会式やパレードに加え、19の規定部門と4つの協賛部門で発表等が行われます。参加校約3000校、都道府県代表の高校生約2万人が全国から集まり、県民を含め約10万人の観覧者が見込まれる大きなイベントです。
目的
高等学校教育の一環として、高等学校生徒に芸術文化活動の場を提供することにより、芸術文化活動への参加の意欲を喚起し、創造的な人間形成を図るとともに、芸術文化活動を通じて、全国的、国際的規模での生徒相互の交流・親睦を図ります。
主催
文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟、香川県、香川県教育委員会、高松市、高松市教育委員会、丸亀市、丸亀市教育委員会、坂出市、坂出市教育委員会、善通寺市、善通寺市教育委員会、観音寺市、観音寺市教育委員会、さぬき市、さぬき市教育委員会、東かがわ市、東かがわ市教育委員会、三豊市、三豊市教育委員会、土庄町、土庄町教育委員会、小豆島町、小豆島町教育委員会、三木町、三木町教育委員会、直島町、直島町教育委員会、宇多津町、宇多津町教育委員会、綾川町、綾川町教育委員会、琴平町、琴平町教育委員会、多度津町、多度津町教育委員会、まんのう町、まんのう町教育委員会、三豊市・観音寺市学校組合教育委員会、香川県高等学校文化連盟
開催期間
令和7年(2025年)7月26日(土)から7月31日(木)まで 6日間
開催概要
開会行事 | 総合開会式、パレード |
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規定部門(19部門) | 演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、マーチングバンド・バトントワリング、美術・工芸、書道、写真、放送、囲碁、将棋、弁論、小倉百人一首かるた、新聞、文芸、自然科学 |
協賛部門(4部門) | 生活デザイン、応援、ロボット、花いけバトル |
国際交流事業 | 海外から高校生を招へいし、総合開会式やパレードへの参加、香川県の高校生との交流等を実施 |
大会基本方針
世界に誇る美しい瀬戸内の自然に囲まれ、創造性をかきたてるアートや魅力的な名所に満ちあふれた香川県で、2度目となる総合文化祭を開催します。
私たちは、これまで紡いできた輝かしい伝統を引き継ぎつつ、進化を続ける香川県の魅力と、新しい世代の価値観を織り交ぜながら、香川県から日本に、世界に、笑顔の輪を広げる大会を目指します。
伝笑(でんしょう)
参加者だけでなく、その家族や仲間たちに笑顔が広まる。そして、これまで紡いできた伝統と、高校生が繋がることの価値を、後輩たちに笑顔で伝承する。
必笑(ひっしょう)
全国で積み上げてきた必死の努力を全力でぶつけ合うことで、勝敗を超えた感動や達成感が生まれる。そして、最後はみんなで笑い合うことができる。
優笑(ゆうしょう)
交流を通じてお互いの理解を深め合い、優しく笑顔で接することができる。そして、参加した全員で、これまでの頑張りに対して最大限の拍手とエールを送り合う。